King Gnu 『CEREMONY』について

昨日1月14日はKing Gnuの3枚目のアルバム『CEREMONY』のフラゲ日、本日1月15日は発売日です!!!遂にこの時が!という感じです。

『CEREMONY』は「白日」が大ヒットしてから初のアルバムでタイアップが7曲もあって本人たちもベスト盤なると言っていたくらいなのでとても楽しみにしていただけにこの日が来てCDを聞けることの喜びがでかい!しばらくは『CEREMONY』漬けです。

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まずは外装。

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私は初回盤を買いました。今回から紙ジャケじゃないと同時に分厚いです。三枚組のCDと同じサイズ。ちなみに特典はHMVの缶バッジにしたのですがジャケ写の四角い缶バッジかと思ってたら画像が出た時にシンプルな白黒ロゴの缶バッジで少しだけショックを受けました。まあ実際届くとこのバッジも可愛いんですけど。

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外側のパッケージを取るとこんな感じ。

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裏面
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凝っていますね。CD形態の良さ。
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中を開くと

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歌詞カードも良い紙という感じでさすがです。(ヌーのライブグッズは高値だけど質の良いものが多いですよね)

CDだと歌詞カードやCDケースの形態、アートワークとかも楽しめるから大好きです。(今回も安定のPERIMETRON)

中にはCD、DVD、ライブ先行シリアルナンバー、プレイパスのダウンロードカードが入っていました。

CLUB GNU先行は申し込んだやつ全落ちだったので今回のCD先行こそ!(きっと当たらない...)

プレイパスのダウンロードカードも入っていてライブ映像をスマホでダウンロード出来たのは凄いありがたいです。

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誰しも楽しみにしていた曲があると思うんですけど私は特に「ユーモア」を楽しみにしていていました。(「壇上」もこの曲とは違う意味で楽しみにしていました。直近で出たインタビューの記事を読んで聴くとなかなかエモい...人に寄り添う感じ...)

・「ユーモア」について(正しい、専門的な音楽知識は皆無ですので一個人の感想として読んでください。)

この曲CMで聴いて楽しみにしていた上に「It's a small world」的なメロウサイドの曲だと聞いてさらに楽しみにしていました。フラゲ日前日にラジオでオンエアされたときに初めてフルで聴いたんですけど浮遊感が凄い。微睡み漂っているような。いいテンポで木琴系の(打ち込み?)音が軸になっていて、井口さんの声が綺麗に伸びていて、常田さんの声の低さが心地良いです。終わり方も好き。「孤独を分け合えるよ」好き。「Sorrows」の「二人分けあえるよ」とどこか重なるような。常田さんは「煌めき」や「吹き抜けた未来」といったフレーズをよく使う印象はあります。

あとは新井さんボーカル問題(笑)。どこなんですかね?ちょっとまだわからないです。(新井さんの歌といえば「リライト」ですね。「It's a small world」の新井さんのハモリも素敵で好きです。)

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・特典映像

特典映像は『Sympa』のライブ映像。たっぷり89分でちょっとしたインタビュー動画もあり、この値段で見てしまっていいのか...ってくらい充実してる映像でした。

『Sympa』で特に好きな曲は「Sorrows」と「It's a small world」なんですけどほんとに良い。

「Sorrows」のイントロのスティックを3回鳴らしてから入るドラムとギターがライブ感強くて大好きです。常田さんの「Sorrooows!!!」もライブならでは。

「It's a small world」はアコギバージョンで音源とも違うから新鮮と言えば新鮮。(井口理ANN0でのスタジオライブを思い出した)アコギアレンジもバンドサウンドでもいけるのが強いですね。

あとは「ロウラヴ」のBPMが速いのもライブならではだな〜と。イントロのギターでジャカジャカとイケ散らかしていてハモリも綺麗なのでフェスでもっとやって欲しい曲です。「Bestown」ももっとやって欲しい。

Flash!!!」は圧倒的せきゆーさんの焦らしがたまらないです。途中から新井さんも入ってきて常田さんのギターも入ってきてぶち上がり方は半端じゃない。

King Gnuは今のところライブ円盤化がアルバム特典ぐらいでしかないし通常版+約1600円でこんなに楽しめるので絶対に買った方がいいです。

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全体通して言うと''King Gnu 入門編''のアルバムだなと思いました。全体的に『Tokyo RendezーVous』や『Sympa』よりもかなりJーPOPサウンドに寄っている印象です。

インストゥルメンタルの「開会式」「幕間」「閉会式」でなんとなくのアルバムの流れは掴みやすいですし、もともと配信されていたデジタルシングル4曲(すべてタイアップ)に加えてタイアップ3曲、「Overflow」も家入レオさんに提供していた楽曲で、井口さんのイメージが強いKing Gnuのアルバムの締めくくりの曲が常田さんひとりで歌う重めなバラードの「壇上」。この一枚でKing Gnuに相当ハマれるんじゃないでしょうか。